からだのブログ

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2009夏アニメ

7月 11th, 2009 · 1 Comment · culture

そろそろ 2009 年夏の全てのアニメの初回放送が終わったようだ。

本数がたくさんあって、週末にまとめて観るのは結構堪えるな。とりあえずの感想。

「うみものがたり~あなたがいてくれたコト~」 パチンコが元ネタにあって、そこからアニメ化されたっていう稀有な例じゃあないだろうか。ほとんど逆パターンばかりだし。そもそも、アニメがパチンコ化されて、どこの層が喜ぶんだろうっていう前からの疑問はまあここでは触れないことにする。あんまりキャラ設定がはっきりしてないのをアニメ化するってのは、やっぱり普通はこうなるんだろうな、っていう作品。要するにあんまり当たり障りが無い。「もえたん」みたいなのは、やっぱりおかしいんだよな。こちとら、ああいうむちゃくちゃな作品が観たいわけだが。

「大正野球娘」 女性が野球をすることなんて考えられない時代に、野球を始める少女たちの話。周囲の無理解を乗り越えて、自分たちのやりたい道を突き進むっていう、比較的わかりやすい話だと思う、たぶん。そして最後にはみんなも理解してくれるんだろうな。雰囲気的に。突拍子も無い展開は無さそうで安心して観られる良作な感じ。

「化物語」 もう「絶望先生」的なやつはたくさんだ、って第1話の冒頭で言いたくなる作品。いつもの新房監督とシャフトの組み合わせ。声優もほとんど代わり映えがしない。こういう誰がやったかすぐにわかるっていうのは、クリエータにとっていいことばかりなんだろうか。俺はもう少しいろいろ観てみたい気がするんだが。まあ、それはともかく。第1話の「ひたぎ」に対するなんだこの女はっていう反応は、たぶん正しい。それは第2話で解決されることだから。ツンデレとかそういう部類に含めていいかどうかわからんんが、まあ近しいものではあると思う。でも、またツンデレかっていう飽き飽き感はそこにはなくて、ああこれで元に戻ったんだなあっていうすっきり感。たった 2 話で引きずり込まれるとは思わなかったよ。これはいい。オススメ。原作小説も読んでみたい。

「エレメントハンター」 なんかそんな感じがしつつも観てみたら、完全にお子様向けの作品だった。大きいお友達もお楽しみいただけます、っていう作品でもなく、ただ単に子供向け。終了。そうしなきゃ本数が減らないので、終了。

「【懺・】さよなら絶望先生」 またいつものが帰ってきた。オープニングのオーケンとかも一緒。前田君が出てきてない気がすんだが、まあ別に出てこなくてもいいかw ってか、「化物語」でも同じようなメンバーで飽きないんだろうか。まあ、勝手がわかっててやりやすいんだろうね。観てるこっちはまたかw って感じだが。

「プリンセスラバー!」 わかりやすいハーレムアニメ。もう、両親との死別をさらっと流すところなんか、しびれるw と思ったら、実はそれは事故にみせかけた陰謀らしく、そこから物語が展開するようなので、ひとまず胸をなでおろす。

「かなめも」 またひらがな4文字のタイトルか、って言いたくなるけどそこは我慢だ。最近だと「けいおん!」とかあったよね。その「けいおん!」の唯の中の人が、この作品の主人公かなの中の人だ。この人、急激に仕事増えてる感じだな。声優の中ではすごく特徴がある声じゃあないが、どのアニメにも出てきそうなキャラにぴったりな声で、そういう意味では得なのかもしれん。作品自体には、児童相談所とか親戚とか存在してないのかな、って言いたくなるけど、まあ必要な成り行きなので仕方ないよな。ドタバタの中のハートフルな話が好きな人はいいかもしれん。

「GA 芸術科アートデザインクラス」 これは、なんつーか、あれか、「ひだまりスケッチ」か。って言いたくなるが、敢えてやめておこう。4コマ漫画原作のアニメにただよう、独特な間がこの作品にもある。あ、ひだまりスケッチよりは、デザイン関係の勉強にはなる。これで勉強するって意気込んでるとしたら止めるけど。「らき☆すた」の、みWiki的な意味でも雑学ネタが多いので、そういうのが好きならいいかもな。

「宙のまにまに」 かわいい女の子に振り回される平凡な男の子の主人公っていう、日常ではまずありえないが、アニメではありがちな状況を忠実にトレースした作品。いやー、こんな子いたらうれしいだろとか思うけど、決まって主人公は迷惑そうな態度なんだよな。どうしてなんだろう。っていう、これまた一般的な状況だ。女の子が知恵遅れじゃないし、それほど迷惑な感じでもないので、とりあえず次も観てみるか。

「狼と香辛料II」 いやー、待ってましたよ、この時を。初めてアニメの DVD に金を出した作品の 2 期だもんな。期待しないはずがない。うんうん、やっぱり安定していていい。二人のやりとりがほんとうに心地いい。二人の気持ちがくっついたり離れたり。極論すればそれだけなんだが、もうずっと観ていたい。

「東京マグニチュード8.0」 まあそのまんまの状況なんだけど、そのときどうなるかって話。だろう、たぶんw 第1話ではとりあえず地震が起きたところまで。次も観るかな。中学生独特のけだるさを主人公がそのまんま表現していて、胸が痛くなるのがポイント。

と、こんな感じで書き連ねてみた。多すぎだろ、こりゃ。少し前のエントリでも触れたやつを入れて、今の時点で切るものを切っても、10本以上残るって、俺死ぬのかな。いや、死なんけど。2年前の夏を思い出す。あのときはまだ時間があったからよかったものの。生き残れるのか、俺。というわけで、時間のない人のために観るべき作品をまとめる。いや、最初に言ってくれって感じだろうが。

  • 「狼と香辛料II」 当然ですよね。
  • 「化物語」 期待してなかっただけに、これは思わぬ収穫。ただし、最初だけで失速するかもしれんが。
  • 「【懺・】さよなら絶望先生」 2 期までみて 3 期のこれを逃す手はないでしょう。
  • 「涼宮ハルヒ」 そういや忘れてたわ。まだ「エンドレスエイト」やってるとか、ほんとマジでバカにしてんのかよw 4回もループして、5回目いきそうなんだが。もうループ抜けるまで観る必要ないがw
  • 「大正野球娘」 は良作な雰囲気。そこそこオススメ。
  • 「青い花」 なんか地味にいい。心理描写のわけわからんところがあるが。

まあ、こんな感じで今年の夏は頑張ります。ほんとはもっと頑張るべきことはあるんだが、まあそれはそれとして。

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