頭の中で配線が繋がる瞬間ってあるじゃん。その瞬間こそ、つまらない俺の日常を楽しくさせるスパイスなわけ。
まあ、別に今日その瞬間が来たわけじゃないし、今から話すのはもう何年も前に繋がったことなんだけど。
(鉄)アレイってあるじゃん。別名 dumbbell 。アレイって何だろう。どっから来たんだろうって思ってたわけですよ。調べればわかるけど、唖鈴なんですよ。ただ、唖はセンシティブな言葉だと声高に主張してる人たちがいたりいなかったりで、普通は亜鈴って表記する。MS-IME にも唖鈴なんてのは出てこない。
で、ここで鈴のほうに目を向けて。あれ、dumbbell の bell ってこれは偶然だろうか。じゃあ dumb ってのは。「口の利けない、言葉の不自由な」ってあるね。要するにこりゃ、唖のことだ。そしてここでわかることは、一見何語由来だかわからなかったアレイって言葉は、英語の dumbbell の日本語への直訳だということ。
これって、ある言葉の出自が言葉狩りの「ベール」によって覆い隠されてしまったいい例だろう。しかも本来の dumbbell はそのままの形で残っているという滑稽さ。ただ、その「ベール」の下にある出自を何となしに発見してしまったから、そのことは俺にとってのスパイスになりうるのだけれど。
( ´・∀・`)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー