からだのブログ

五体満足に生まれてきたことに感謝してブログの名前を「からだ」にしました。

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ダイエット

3月 7th, 2010 · No Comments · language, thinking

ダイエットというのは関心を引きやすい単語なんだろう。そこいらにダイエットと書き散らし、そうしておけばモノが売れるとでも思っているのだろうか。まあ、売れるんだろうな。

「間違い ダイエット」とかそういうキーワードで Web 検索してみると、まあいろいろ出てくるわけだ。そういうコンテンツも目を引きやすいんだろうな。しかしちょっと待って欲しい。そもそもダイエットについて解説しているサイトで使っている「ダイエット」っていう言葉自体の使い方がもう間違ってたりして、もう何だかなあと。

ダイエットって体重を軽くすることだったのか? いや、全然違うだろ。英和辞書で diet について調べてみたらいい。 diet って要するに「食事」に関係することだ。「食べ物」だったり「食べること」、「食事療法」とかそんな意味。「会議」については、まあここではどうでもいいので。

つまりだ、筋トレしたり走ったり、そんなことしても全然ダイエットじゃないってわけ。カタカナで「ダイエット」と呼ばれるあらゆる行為のうち、コントロールされた食事のみが diet に該当する。エクササイズなんかしてる場合じゃないのだ。いや、しても構わないけど、それを diet と呼ぶのはやめてくれ。

それから、先に述べたように diet とは「食事療法」だ。したがって、飢餓状態の人が十分な栄養を食事で摂取して体重を増やすことも diet に該当する。だから、「盗塁を盗む」は変だけど、「diet で痩せる」は変じゃない。むしろ変なのは「筋トレダイエット」とか「ランニングダイエット」とかそんなの。

ちょっと話がずれるけど、ダイエットここでは正確に痩身と言うべきだろう、その痩身の試みの成果として体重の減少をやたらと誇張するのはよろしくない。もちろん、体重の増減は体重計に乗るだけですぐに結果が出て、わかりやすい。

しかし、痩身したい人たち(ボクサーなどの特殊な例は除く)の本当の目的は、恐らく体重を減らすことではないだろう。それは、あくまで無駄な贅肉を減らし、見た目にスリムになることのはず。考えることが苦手な人たちはその大本のところをすっ飛ばして、体重の増減に一喜一憂してしまい、例えばサウナで痩せようとしたりしてしまう。かわいそうに。軽くなってるだけで、痩せるわけじゃあないのに。

ま、痩身の試みの成果を1つの数字で示そうとしたら、体脂肪量の増減しかないだろうな。

で、結局痩身のためにどうすればいいか。実はこれはバカでも知っている法則の実践しかない。基本は入力されるエネルギーより多くのエネルギーを出力する。これだけ。

diet について言えば、高タンパク低脂質の食事にする。何か一つのものばかり食べるとか、冗談も休み休み言えと言いたい。

exercise について言えば、デブは走るな、これ。膝を痛めて運動ができなくなるのが目に見えている。水泳、(水中)ウォーキング、サイクリングがよい。大腿筋のような大きな筋肉を動かすと多くのエネルギーを使うのだ。また、そのときにサウナスーツとか着ないこと。熱中症になるだけだ。

と、ろくに痩身のための試みをしたことがない俺でも Web を巡回するだけでこれだけ書き散らせるくらい、Web には情報があるのだ。おかしなことをやっている人たちを見ると、情報弱者乙ww とか思ってしまって仕方がない。

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