からだのブログ

五体満足に生まれてきたことに感謝してブログの名前を「からだ」にしました。

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アニメ 2010 春

5月 8th, 2010 · No Comments · culture

今季も見る番組がだいたい決まってきたので、書いてみる。

  • 「荒川アンダーザブリッジ」 タイトル通りの場所で繰り広げられる、シュールな世界観を描くギャグ作品。「橋の下」には様々な人がいて、正気なのは主人公だけ。橋の下にやってくる前の彼はエリートを絵に書いたような(いや、絵なのだけど)、そういうキャラ設定である。もちろん女性にもモテにモテる。そして、彼をその世界に引き込んだ張本人にして、自ら金星人と名乗るヒロイン、ニノ。彼女には基本的に一般常識というものが通用しない。したがって、彼女相手では主人公が持つ金や地位は当然通用しない。シュールなギャグの世界に一人の男として立ったとき、どこまで自分の魅力をアピールできるのか、というテーマが隠されている。それをアピールせよとニノは暗に訴える。そこにこの物語の面白さがあると思うし、ニノの魅力もそこから来るのだろう。おすすめ。
  • 「四畳半神話大系」 某氏に勧められて見る。京都を舞台に繰り広げられる、青春物語。絵柄がこれまで見たことのない感じで、まずそこに引き込まれてしまう。萌絵というのか、そういうのがありふれる深夜の時間帯において、いやそこでなくても異彩を放つ絵柄だ。物語も軽妙なテンポで第1話にして完全に引き込まれてしまった。小説は原作らしく、「私」のナレーションの量が膨大なのだが、「(それが仕事とはいえ)やはり職人芸だなあ」ということで感心してしまう。そういえば、この話のヒロイン明石さんの中の人は、「荒川」の中の人と同じ、坂本真綾だ。どちらのキャラもどこか浮世離れしているような。単なる偶然なのだけど、何か楽しい。おすすめ。
  • 「けいおん!!」 説明不要だよね。女子高生のほのぼのな日常を描く、見忘れても困らないけど、やっぱり見てしまう作品。ギャグ要素が結構あることに最近になって気づく。
  • 「WORKING!!」 そういやこれだけ単発でエントリあげてたな。ファミレスを舞台にした、これもギャグ作品。初音ミクの中の人の、すぐ殴りかかってくるキャラ。あのネタはも う十分だろJK 基本的には楽しいのだけど、ネタに閉塞感出てきた。

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