からだのブログ

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今更「化物語」 — TV 最終話

5月 3rd, 2011 · No Comments · culture

「魔法少女 まどか☆マギカ」で久しぶりに盛り上がりまくって、「化物語」の売り上げを超えるとか超えないとかそんな話が出てる。どっちもすごく好きな作品なので、勝ち負けはそれほど興味ないけど、「まどっち」にも頑張ってほしいというところだ。

まあそんなこんなで「化物語」のTV放映の最終話の一番好きなシーンを今さらながら見返してみた。

Bakemonogatari episode 12 starry night scene (1:10 くらいから)

[シーン] 星空の下寝転んで二人で語らう、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎ。

ひたぎ「これで全部よ…わたしが持っているもの全部。勉強を教えてあげられること、可愛い後輩と、ぶっきらぼうのお父さん、それにこの星空」
ひたぎ「私が持ってるのは、これくらいのもの…私が阿良々木君にあげられるのは、これくらいのもの…これくらいで全部」
暦「全部…」
ひたぎ 「まあ、厳密に言えば毒舌や暴言があるけど」
暦「それはいらない」
ひたぎ 「それに、私自身の肉体というのもあるけど…それもいらない?」

最後の一言「それもいらない?」が神がかり的に素晴らしい。ひたぎは要するにツンデレキャラである。そして、第2話で「カニ」から解放されたときが第1の、そしてこの一言が第2の「デレの臨界点」だと個人的に思う。

実は、原作小説を読んだときにはこの一言に引っかかることは無かった。しかし、これに声優斎藤千和の声が付いて、一気にやられてしまった。そのちょい前の「これぐらいで全部」もいいけど、「毒舌や暴言」でトーンががらりと変わって、「それもいらない?」のところで完全に心が持って行かれる感じ。マジで役者ってのはすごいわ、と感心させられる。

今までにも斎藤千和には何度も感心させられてるけど、ここは個人的に好きという意味も込めて本当にイチオシシーンだと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=R5xhYeA2XdA

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