憤り、嘲笑、同情。
最初の憤りは、中国自体にじゃなく、どういう国かわかってるはずなのに技術を売り渡したこちらの関係者に対して。
嘲笑は、やっぱりダメダメな運用結果(脱線事故前まで)に対して。
同情は、乗客を車両もろとも埋めてしまうような国家に属している中国人民に対して。
パクリをオリジナルだって言うところは十分に想定できたし、事故が起こるのは想定したくはないがまあびっくりはしない範囲だ。だけど、天安門事件当時と比較して情報統制が難しい世の中で、カメラを前に生存者がいるかもしれない車両を埋めてしまうというのは本当に呆れる。
領土問題とか海底資源の所有権問題とか、相手に譲歩する必要はもちろん無いけど、そういう主張をしてくること自体は理解の範囲にある。「ま、中国だし」って。地溝油問題だって、「ま、中国だし」ってなもんだ。だけど今回はさすがに呆れたな。
未確認情報だけど、一度に 35 人超事故死すると幹部が更迭されるらしいね。(そんでもって、中国で起こった重大事故による死者数は、ここのところ 37 件連続で 35 人らしい。)それが引き金になって埋めたとか何とか。中2みたいなこと言ってしまうけど、やっぱ人間の命の重さがみんな同じってのは嘘っぱちだよね。別に、そんなことわかりきってて絶望もしないけどさ。