からだのブログ

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書きもしないプログラミング言語を知っていることの意味

12月 14th, 2005 · No Comments · unclassified

業務で使わないようなプログラミング言語を知っていて、何の役に立つのか。もちろん、今現在使っていない言語でのプログラミングが必要になったとき、それをあらかじめ知っていれば、すぐに使えるってのはあたりまえ。

それ以外にあるとすると何だろうか。明確なものを一つ挙げるとすると、プログラミング言語の、ノウハウへのアクセスメソッドとしての役割だろうな。

よく言われるように、プログラミングにおいて一番有用なリファレンスは、今そこで動いているプログラムのソースコードだ。ということは、何かプログラミングすることになったとき、その対象を一から勉強するより、すでに動いている似たようなプログラムを探しだし、そのソースコードをリファレンスにしたほうが、効率がいいということだ。

では、すでに動いている似たようなプログラムが、書こうと思っているプログラム言語とは違う言語で書かれていたらどうするか。というより、同じ言語で書かれていたなら、それをコピー&ペーストするか、あるいはそのプログラミングの必要性すら疑われる。一般的に言えば、こうしたケースにおいて、書こうと思っているプログラミング言語と、読もうと思っているプログラミング言語は違うわけだ。

こういうときに、読もうと思っているプログラム、つまりノウハウへのアクセスメソッドとして、そのプログラミング言語を知っていることが重要なわけである。Webによって、様々なプログラミング言語で書かれ、蓄積されたノウハウに簡単にアクセスできるのに、一つの言語と心中する必要性なんて、まだあるんだろうか。

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