尊敬する人を聞かれると困る。いないから。
この世に尊敬に値する人間なんていないんだよ!ってわけじゃなくて、「尊敬する人」ってやつを作らないようにしているのだ。もちろんいろんな場面において、相手の能力だったり考え方だったりが評価に値することはたくさんある。
でもその人を尊敬するとなると、自分の幅が無くなる気がしていやなのだ。
極端な例でいくと、あこがれのロックスターの言動をまねてみたりする少年がそれ。ロックスターの言動をいくらまねても、また、もしこの少年がそのロックスターの一番輝くべき能力、ロックスターの音楽に関する能力と同等のものを手に入れたとしても、そのアイデンティティまでを手に入れることはできない。なぜならその少年は、そのロックスターではないから。結局どんなに相手を尊敬していても、相手のアイデンティティまで手に入れることはできない。そこへ向かおうとする課程で、自分のアイデンティティの一部か全部をすり減らす結果に終わるだけだ。
わかりやすく言えば、RespectedPersonクラスはextendせずにimplementしないといけないわけ。え。全然わかんないって?