からだのブログ

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改行コードぅ

9月 16th, 2007 · No Comments · tek

ずっと前に、「通常では」`CR+LF’であるWindowsの改行コードに関して、`LF+CR’でも構わない、って言っている人がいた。ってことを思い出して、ちょいぐぐぐってみた。

改行が CR LF (CRLF) や LF CR (LFCR) のような二文字から構成されている形式の理解にはシリアルプリンタの制御を考えるとよい。シリアルプリンタとは、一文字印字できるヘッドを主に行の左から右に動かして印字していく方式であり、一行を印字するごとに用紙を次の行に進める(行送り)することでページ全体を印字していく。個人向けに発売されているインクジェットプリンタや熱転写方式 / ドットインパクト方式のプリンタなどがこれに該当することが多い。
 このヘッドを行の左端 (行頭) に戻すためのコードとして利用されるのが CR であり、また行を送るために使用されるのが LF である。つまり、CR LF と連続して送信することで、一行を印字して右端に行ってしまったヘッドを左端に戻して、さらに次の行を印字するための用紙送りをするのである。
 しかし、それならば、LF CR の順番でも結果的に同じになるのではと思うだろう。LF で用紙を送り、そして CR でヘッドを行頭に戻すので、結果的には CR LF と同じになるはずである。しかし、その方法では問題が発生することがあった。それは、LF に比べると CR の方が動作が遅いという物理的な制約があったからである。先に LF をすると、CR が完了しないうちに印字が開始されてしまうことがあったのである。

改行コード Memo  http://seclan.dll.jp/cccrlf.htm

ってのが出てきて、すげー感心してしまった。QWERTY配列がなぜこうなってるのか、一般に認知されてる理由(今これもぐぐぐったら、違うとか出てきたw) みたく。
まあ、`CR+LF’になった必然性はわかったけど、ファイルフォーマットとして考えたときに、`LF+CR’がいいのか悪いのかまではわからんなぁ。というか、上のネタが面白かったので、それ以上調べなくても満足してしまった。

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