からだのブログ

五体満足に生まれてきたことに感謝してブログの名前を「からだ」にしました。

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かみちゅ!

10月 29th, 2007 · No Comments · culture

観た。毎度のことながら、今更。

主人公が「神様で中学生」っていう設定の、まるで「最終兵器で彼女」のような(全然違うかなw)、そういう話。神と言っても唯一神ではなくて、日本の土着の、いわゆる八百万の神ってやつの一人、いや一柱。神を信じるかどうかはともかく、日本のそういう土着文化の存在を理解しておかないとダメな話。日本でのオンエアは2年以上前なんだけど、海外展開したのかな。よーわからん。同じ神でも、「涼宮ハルヒの憂鬱」のようにはいかないだろうな、やっぱり。

まあ、そんなこたあどうでもいいんだが、結構気に入った。まだ何話か残ってるんだけど、もう今の時点ではかなり。

で、さっきも言ったけど、主人公は「神様で中学生」。設定を見たら、普通どう考えても「神様」要素のほうが「濃い」。「神様」なんてのは普通はキャラが立ちすぎて、他の要素なんかどうでもいいのだ。例えば、男か女かなんてのも。しかしながら、この話の主人公には、どちらかと言えばダメな部類の「1女子中学生」という主軸があって、「神様」は単なる属性のような扱いなのだ。だから、主人公は自分に突然降って湧いた「神様」という属性に悩む。自分が神であることに気付いていないどこかのツンデレ女とはここが違うのだ(いや、これはこれでまた面白いのだけど)。描かれるエピソードのほとんどは、普通の中学生の日常がベースで、これに「神様」的なスパイスが加わることで成り立っている。ほのぼのSFとでも言うんだろうか。他にも結構ありそうな感じだけど、俺にとってはこういう感覚は初めてで、かなり気に入ったわけだ。

ハルヒの話が出たから言うけど、アニメーションが素晴らしい。気合い入っていて、アニメ映画観てるみたいな感じ。風景を見ているだけで楽しいし、動きもすごく気をつかっているのがわかる。俺の記憶の片隅から引っ張り出したそれを対比に使うことが許されるのなら、「ジブリっぽい」。

ところで、第10話のネコが戦う話、何故かこれだけ観たことあるんだけど、なんでだろう。誰だろう、俺の頭にこの話だけをインストールした人は。でも実は、前に第10話を観たときには特に面白いとは思わなくて、それっきりだった。だけど、何の気まぐれか第1話から観たら、これがかなりよかったわけだ。今までギャグ要素があんまり無いほのぼのアニメはそれほど好きじゃなかったんだけど、これはかなり気に入った。ただし、さっき第10話観たど、やっぱりこれだけはそれほど面白くなかった。たまたま合わなかったんだな、これだけは。

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