serial experiments lain (以下、lain)を観た。ネタバレあり。
作品自体は10年も前の作品なんだけど、SFとしての魅力というんだろうか、それは充分に感じた。ただ、前半は結構退屈な感じがして、後半から盛り上がってくるので、前半乗り切らないとダメだな。んまー、俺がこういう全話観て筋が通る作品をあんまり見ないだけで、そういう作品ではそれがデフォなんだろうけどさ。それに、笑いが無い作品も基本的に観ないな。
で、作品全体の世界観が The Matrix (以下、Matrix)っぽいなーっと。この表現は、lain のほうが先行作品だから適切じゃあないが、Matrix のほうを先に観た俺がこういう感想を持つのは仕方がない。というか、元をたどれば、攻殻機動隊(以下、攻殻)っぽいと言うべきなんだろうな。攻殻は観てないけど、そういや、社会人になる前の猶予期間に観ておくべき作品リストに入ってたな。攻殻はシリーズがいっぱいあって、どれが何やら未だによくわからんのだが。
世界観が Matrix っぽいって言ったけど、主人公の立ち位置とかは全然違うよね。Matrix の場合は、虚構から目覚めた主人公が、未だに虚構の中にいる人類を目覚めさせる戦い、だったよね? (違ったっけw) lain のほうは、自分自身が虚構であると気づいて虚構に引きこもるっていう、鬱展開だよね。このままじゃあハリウッド映画にはならんなーっていうw まあ、どっちも自我とはどこにあって~ みたいな、哲学的で深遠なテーマを扱ってるわけだ。SFという舞台で。この違いは面白いかも。
ところで、 Protocol7 ってやっぱり、IPv6 の次ってことなんだろうか。
lainかこいいね。曲とかも良かったような気が。
.hack//SIGN(ゲームのほうじゃないよ)も良いよ。
あー、名前は知ってる。
ガンダムシリーズみたいな深みにはまりそうな悪寒。
ガンダムシリーズは一つも知らんけど。