「俺なんて何の存在価値もないんだよ。。。」って言いながら嘆く人。
違うな、間違っているぞ! 俺の定義によれば、この世界自体に存在価値が無いのだから、個々人の存在価値の議論が無意味なのだ!
俺の定義する存在価値とは、ガベージコレクションのアルゴリズムに似ているところがある。ガベージコレクタは、どこからも参照されなくなったオブジェクトを存在価値が無いとみなし、メモリ上から消す(実装上の細かい話は抜きで)。このとき、それのみが参照していたオブジェクトも芋づる式にまとめて消される。現実世界に置き換えれば、誰も関知(参照)していないものは、無くなっても誰も困らず、従ってその存在価値も無いわけだ。このとき、それが持っていた属性、色や形などもまとめてどうでもよい。
では、最初の話に戻ってこの世界についてはどうだろうか。未だ我々はこの世界の「外側」を観測できずにいる。従ってこの世界に対する参照数は 0 になる。また、我々はこの世界の属性でしかないため、我々が世界を参照していたところで、それは無意味だ。結局、最初に言った通り、この世界自体に存在価値が無いということになる。
GC();