俺はこの一行でピンと来たつーわけで、今まで思っていたことを書いてみる。
俺は前から、運動ができる男の子と、金持ちのオッサンと、彼らがモテる理由は根源的には同じだと思ってた。つまり、女は自分とその子供の食い扶持が確保されることを重要視するという点において、両者の魅力は同じなのだ。
足が速い、ここではもっと一般化して運動能力ってのは、原始時代には重要な能力だったろう。狩りに出た狩猟民族を考えてればいい。狩りの獲物を発見したのはいいが、足が遅いためにチンタラやってたら獲物に逃げられてたら、それこそ女房にも逃げられる。獲物に向かって槍を投げたのはいいが、肩力が足りずに獲物に届かない、これだって結果は同じ。反対に運動能力が高い、つまり獲物を仕留めて持ち帰ることができる男がモテるのは当然の帰結だ。
子供が大人に成長する過程がサルから人類まで進化した過程の追体験であることを考えると、十分に成長していない女の子が運動能力の高い男の子に魅力を感じるのはこれまた当然だろう。
もちろん、今現在の我々は原始時代でも狩猟民族でも無い。だから女の子は成長すればそういうことを重視しなくなる。そしてもっと現実にフィットした、金持ちに魅力を感じる。金持ちなら自分もその子供も食事にありつける可能性が高いし、子供によい教育を受けさせることも簡単だろう。もちろん、それが魅力の全てだとは言わないが、金を稼ぐ能力よりも運動能力を重視することは稀だろう。
まんこまんこ。