平等な世界。なんて美しくて滑稽な響きだろう。
俺は平等な世界なんてまっぴらごめんだ。なぜなら、平等な世界を実現すると、確実に俺の生活の質が落ちるから。
世界の平均から言ったら、確実に俺はいい暮らしをしている。俺だけではなく、日本人の9割以上はそうだろう。なんでこんな豊かな暮らしを放棄しなきゃならんのだ。まっぴらごめんだぜ。
乗りたいときには車に乗るぜ。食べたいときには豪華な食事を摂るぜ。蛇口をひねればきれいな水が出てきて、スイッチを付ければ夜でも昼のようだぜ。あー幸せだぜ。
平等な世界
6月 4th, 2006 · No Comments · unclassified
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