からだのブログ

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酒税とかとか

10月 21st, 2005 · No Comments · unclassified

いわゆる第三のビールにかかる酒税の値上げについて、報道がされている。TVというフィルターを通して見る消費者のみなさんは反対してるようだ。ビール会社が仕掛けた(?)酒税の値上げ反対のキャンペーンもやってたり。(ビール会社が番組のスポンサーになってたら、そういう声しか取り上げないのが当然だよな。まあ、これはまた別の問題として。)
まず、ビール会社の企業努力が無駄になる、という議論に関して。これは当事者にはご愁傷様としか言いようがない。しかし、第二のビール、発泡酒のときも酒税の値上げが起こった。それを見ておいて、第三のビールでは酒税の値上げが起こらない、と思うのは阿呆だ。
消費者に関して。これは酒でもたばこでも同じなので、同時に扱う。俺はほとんど酒を飲めないし、たばこを吸わないから言うわけじゃないが、酒でもたばこでも、値段が20円や30円上がった程度で騒ぐような貧乏人は、そんなもんに手を出すな、と。嗜好品なんてものは、無くても死ぬわけではないので、金銭的余裕があれば嗜む、本来そういうものである。
また、酒やたばこの過剰摂取が、健康へのリスクになることは証明されている。本人が死ぬだけなら困らないのだけど、実際は健康保険料という形で、誰にでも平等に負担を強いられる。つまり、(あくまで確率の上では)酒もたばこもせず、摂生に努めている人は、余分に健康保険料を払っている、と言い換えても差し支えない。この不均衡を無くすためにも、酒税やたばこ税は必要になる。
また、増税の話が出てくると、必ず無駄に使われる税金へのツッコミが出てくる。もちろん、無駄な税金は1円でも許されないのだけど、酒もたばこもせず、摂生に努めている人が無駄に払っている健康保険料については語らない、というのは片手落ちだ。
ところで、俺が一番消費する嗜好品というと、コーヒーがそれだ。コーヒーが健康へのリスクになることが証明された上なら、コーヒーに例えばカフェイン税のようなものが課税されても、もちろん仕方がないと思っている。

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