人間の(もしかすると他の動物でも)視覚器官は、水平方向のものより、鉛直方向のものをより強く認識するようにカスタマイズされてる。
大昔、文明なんてもんがあるまでは、水平方向のものっていうと地面と水面くらい。立木やら草やら、大自然にある直線上のものは、ほとんど鉛直方向に配置されて存在するわけだ。どうやらこうした自然の性質が、人間の視覚器官をこのように特徴づけた、らしい。
で、俺。暇になると、やってしまうことがある。例えばどこかの建物の中の窓際に座っているとする。んで、俺がいて、窓があって、その向こうにどこかの人工建造物がある、という状況だとする。状況が整ったら、窓枠の輪郭が、窓外の人工建造物の輪郭と重なるように、ちょっとずつ調整しながら自分が左右に移動する。んで、ぴったり重なったら合格。上か下に隙間が生じ、並行でなかったらダメ。不合格。地震が来たら倒れる。とか思いつつ、一人で遊ぶ。
問題は、自分がいる建物が倒れるのか、向こうの建物が倒れるのか、よくわからないところ。
勝手に耐震診断的な何か
5月 13th, 2007 · No Comments · unclassified
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