Microsoftが新しいソフトウェアを出すたびに、「最初リリースされるのはベータ版で、何回かバージョンアップしたときに初めて製品版になる。金を払っているユーザにベータテストさせるなんて狂ってる。」みたいな批判が飛び交う。
まあ実際おかしいことはおかしいが、こんなのよく考えるかわいいほうである。実は日本のほとんどの人が利用していて、無ければ生活が成り立たないもので、もっとひどいことをやっているものがある。
それは道路。誰もが危ないと感じる信号機のない交差点でも、そこで誰かが実際に死なないと信号機は付かない。ようするに道路は常にベータテストを行っている状態と相違ない。
Microsoftなんか、「このソフトはちゃんと動くかどうだかわかんないから、生命に関わるようなところに使わないでね(はーと)」ってちゃんと明記してるぶん、よっぽど良心的である。