からだのブログ

五体満足に生まれてきたことに感謝してブログの名前を「からだ」にしました。

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悲しい寂しい

4月 13th, 2009 · No Comments · culture, language

「けいおん!」ネタなんだけど。

総論みたいなのはまああんまり面白くないし、観ればいいことだから、基本的にあんまり意味がない。というわけで、(やっぱり意味はないけど、)主人公唯の幼なじみ和(のどか)の #2 「楽器」 におけるとある場面について。

和とともに高校生になった唯。今までポーっと生きてきた彼女も部活(軽音部)を始めて生活が充実し始める。そこで、和の心の中での一言。

「唯にも打ち込めるものができたのね。嬉しいような、悲しいような。」

何か引っかかるんだよね。これは「悲しい」んじゃなくて「寂しい」んじゃないだろうか。「悲しい」と「寂しい」ってのが何が違うってのは難しいところだけど。「悲しい」よりも「寂しい」のほうが、「今まで身近にあったもの」が、どこか自分の手の届かないところに行く、あるいは無くなる、形を買えてしまうってしまうっていう感じだよね。

例えば、肉親と死別するのは「悲しい」し「寂しい」。でも、今まで何の交流もない人が死ぬのは、「悲し」く心が痛むことはあっても、「寂し」くはないはずだ。まあこの例からすると、問題のシーンは「悲しい」でも間違いではない。しかし、幼稚園からの幼なじみであるという描写から二人の間柄を察するに、やはりここは「寂しい」と言うべきところだろう。

ほんとは「唯たん萌!!」と一日中窓から叫んでいたいところだけど、重箱の隅をつついて気を紛らわせてしまってサーセンww キモヲタでサーセンwww

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