からだのブログ

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ターミネータ3

11月 3rd, 2003 · No Comments · unclassified

ターミネータ3を見て随分経つけど、ふと思い出しておかしいと思ったことがあったので書いておく。
ターミネータ2ではターミネータが一般人を殺したのか殺しかけたのか忘れたけど、とにかく任務遂行のためでもそれはまずいってことを主人公に教えられ、
その後の派手な銃器の乱射のシーンの後にもかかわらず、「死傷者0」っていうような情報が、彼の網膜というかカメラに映った画に上から被さるように、
様々なステータス表示(戦闘機のパイロットが装着して見ているようなやつ)の一部として表示されていた。
んで、ターミネータ3ではそれがちゃんとフィードバックされてて、最初から一般人は殺してはいけないって仕様になってた。彼を送る際にフィックス
したのだろう。全作を知っている人間(まあほとんどだろうけど)はそこでニヤリとさせられるのだが、よーく考えればおかしいのはこの点だ。
ターミネータ2で一般人を殺していたのか殺しかけたのか、どちらにしてもそれは主人公にとってはかなりインパクトが強い体験だったと思われる。
それなのに、だ。なんで大人になってから過去へ送ったターミネータに対し、「人殺しはまずい」っていうフィックスをかけなかったのだろうか。
まあ殺人兵器のターミネータが主人公との交流によって人間らしさのようなものが芽生える、そんな過程を描くのに必要だったのだろうけどね。

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